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カンパニー・ルイ・ブルイヤール『朝鮮半島の統一』 カンパニー・ルイ・ブルイヤール『朝鮮半島の統一』

カンパニー・ルイ・ブルイヤール『朝鮮半島の統一』

04/24(金)19:3004/25(土)14:3004/26(日)14:30

演劇
中劇場
作品紹介

20の愛と関係の物語 無数の出会いと別れのループ

© Agathe Pommerat

二人をつなぎとめるものは何か。そして、私たちはなぜ自分の存在を他者に重ねようとするのか。

2013年に創作された『朝鮮半島の統一』は、フランスの巨匠ジョエル・ポムラによる代表作のひとつです。作品は実際の朝鮮半島情勢とは全く関係がなく、「分断された国家」という隠喩を通して、人間関係の複雑な感情を映し出しています。9人の俳優が、互いに独立しながらもどこかで響き合う20の愛の断片を演じ、恋人たちのあこがれから冷淡、誤解、怨恨、激情、そして別れに至るまでの変化を、抑制のきいた凝縮された言葉とリアルでユーモラスな手法で描きます。なかでも「離婚」のパートは、スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンの『ある結婚の風景』に着想を得ており、愛情の亀裂に潜む真実と虚しさを繊細に浮かび上がらせています。

© Agathe Pommerat

自ら脚本、演出を手がけるジョエル・ポムラは、自らを「舞台作者」と呼び、共同制作の手法を大切にし、俳優の演技をもとに脚本を構築し、リハーサルを重ねながら物語のテキストを創り出しています。1990年に「カンパニー・ルイ・ブルイヤール」を結成し、「童話三部曲」-『ピノキオ』、『赤ずきん』、『シンデレラ』、そして『童話と伝説』の4作品を台中で上演してきました。これらの作品では、古典童話を現代的に解釈し、AI時代における価値観の変化を問いかけています。2024年に発表した『朝鮮半島の統一』リメイク版では、対立を強調するような二面舞台を、シンプルな鏡額舞台(プロセニアム形式)へと一新し、音響、照明、ヘアメイクをデザインし直すことで、愛情と人間関係を見つめ直すための新たな舞台空間を創り出しています。

© Agathe Pommerat

© Agathe Pommerat

主な出演者
創作/制作チーム

Compagnie Louis Brouillard(カンパニー・ルイ・ブルイヤール )

1990年にジョエル・ポムラによって設立されたカンパニー。フランス語で「霧」を意味するBrouillardに「光りを放つ」という意味のluireに響きが似たLouisを組み合わせてカンパニーの名前とする。これは、設立者ポムラの演劇観を明確に表しており、「見せること」と「隠すこと」、「光」と「闇」の間の舞台を象徴している。作品は意図的に「暗さ」を追求しており、照明においても「かなり暗いが真っ暗ではない」という繊細な状態にこだわっている。ポムラは、「役者がはっきりと見えないときこそ観客は作品に集中し、そこに自分自身を見出すことができる」と考えている。

2006年以降、カンパニーは数々のフランスの演劇賞を受賞。「サークル/フィクション」(Cercles / Fictions, 2010)および「私の冷たい部屋」(Ma chambre froide, 2011)では、2年連続でフランスの演劇界最高の栄誉であるモリエール賞「劇団・団体部門」を受賞している。

イベント名

カンパニー・ルイ・ブルイヤール『朝鮮半島の統一』

ジャンル

演劇

日時
2026/04/24(金)19:302026/04/25(土)14:302026/04/26(日)14:30
上演時間

※上演時間約110分、途中休憩はありません

料金

800/1000/1200

主催

台中国立歌劇院

協賛

指定宿泊

注意事項

上演時間約110分、途中休憩はありません
推奨対象年齢、15歳以上

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