

2019 NTT-TIFA 『2061宇宙掉了一顆牙』郭奕臣裝置芸術特展
2019/05/01(水)
作品紹介
宇宙は深く魅力的な大海
どこまでも続く地平線を仰ぎ見ると
光り輝く星空に「承諾」という彗星が見える
この彗星は太陽の周りをゆっくりと回り
75年に一回、地球を訪れる
人は一生で二回しか、この彗星を見る機会はない
この彗星は名を「ハレー彗星」という
台湾のニューメディア・アーティスト郭奕臣は、自らが歩んできた人生を創作源としている。郭は7歳のとき、父親に連れられ、ハレー彗星が描く尾を探しに台湾南部の墾丁へ行った。ハレー彗星が描く長く銀色の尾は、広大な宇宙への美しいイマジネーションをかきたてた。彗星を見に行った思い出は、父親がこの世を去った後も郭の心に永遠に刻まれている。2061年、ハレー彗星が再び地球を訪れる時、郭は幼いときの記憶を取り戻すことを誓い、それを『承諾2061』、『失訊』、『未完的承諾』、『成為更好的人類』、『蝕夢』等のインスタレーションにした。光と映像マルチメディアを用いて表現された作品は、弧を描くトゥトゥギャラリーに、詩的な宇宙の夢の世界を創り出す。未来へのタイムマシンに乗って、記憶と想像の旅へ、ぜひ足をお運びください。
主な出演者
動画/画像