郭奕臣
アーティスト
ニューメディア・アーティスト。国立台北芸術大学テクノロジー芸術大学院卒。ビデオアーツ専攻。作品の核心は、環境と内心の帰属感が消え去り漂うといった精神狀態に関心を向けたもの。不存在といった状態を通して生命の本質を探り表すとともに、媒体を複合的に用いることで、独特の詩的な語彙を創り出す。作品『入侵』は、台湾を代表して2005年のヴェネツィア・ビエンナーレの台湾館に出展し、最年少出品アーティストとなった。2016年には、イラストレータの林小杯との共著で児童書『宇宙掉了一顆牙』を出版し、「金鼎奨図書挿画奨」を受賞。2017年にはレジデンス・プラットフォームSTUPINを創設。作品は、シンガポール、シドニー、アメリカ、ソウルでのメディア・アートビエンナーレ、ドイツのカールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター(ZKM)等の国際的な美術館で展示されている。