雲門舞集(クラウド・ゲイト)鄭宗龍『霞』
04/30(土)14:3005/01(日)14:30
12名のダンサーが雲のように、中性的な動きで、さまざまな意味をもつ思い、孤独、引き留め、絡まり、恐れ、集中といった感情を表現します。観客と共有する時間軸の中で、ダンサーの思いのままのパフォーマンスは、ダンサーの人生経験のなかで、自己像がさまざまに変化していく様を映し出します。
『霞』は自分を発見する過程を描いているのかもしれません。バッハの「無伴奏チェロ組曲」が始まり、サックスの音色が軽く、重く、ゆっくりと、そして鋭く、変化に満ちたとらえようのない音場に響き、心の内の、かすかで繊細な感覚を高め、孤独感、疎外感、不安感、混乱などの感情を投影します。
『霞』は、四つのグラミー賞の受賞者でサウンドエンジニアのMarcelo Anezを招き、深く厚みのある空間の立体感を細やかに演出します。内的な脆さや弱さを見つめながら、透明感のある、スピリチュアルな不思議な瞬間との出会いです。
雲門舞集(クラウド・ゲイト)
1973年、林懷民により創設。台湾初のプロのダンスカンパニー。中国語圏では初のコンテンポラリーダンスカンパニー。2020年、鄭宗龍が芸術監督に就任。
長年海外ツアーを行っており、その独特の動きとすばらしい振付け、絶妙なダンススキルで「世界一流のモダンダンスカンパニー」と称賛されている。2019年には、英国批評家協会賞(ナショナル・ダンス・アワード)で「傑出したカンパニー OUTSTANDING COMPANY」に選ばれた。定期的な新作発表や舞踊公演のほか、毎年台湾各地で大規模な野外公演を開催し、ダンスの楽しさを知って身近に感じてもらえるよう、親しみやすく活気のある方法で地域のコミュニティーに溶け込んでいる。
雲門舞集(クラウド・ゲイト)鄭宗龍『霞』
ダンス
公演時間約65分(途中休憩はありません)
500/800/1200/1500/1800/2000
※公演時間約65分(途中休憩はありません)
※開演時間に遅れたり途中退出をご希望の場合は、係員の案内に従ってください
※推奨年齢7歳以上