謝杰樺(シエ・ジエホア)╳アナーキー・ダンスシアター『サイボーグエロス』
04/22(土)14:3004/22(土)19:3004/23(日)14:30
「私たちに三つの頭と六本の腕がなかったら、最後は時代に忘れられてしまうのだろうか」
『サイボーグエロス』は、振付師謝杰樺の前作『Second Body』の延長線上にあるもので、デジタル時代に、まさに我々が経験している身体機能の急速な拡大の変化を探求している作品です。デジタルによる身体能力の拡張は、その境界線を徐々にあいまいにし、我々の体も徐々にデジタルに侵食され、「半デジタル人間」に近づいています。舞台上の大小さまざまなスクリーンでは、ダンサーのパフォーマンスが連動した新たな躍動となり、ダンスはAIによって信号に分析されます。オンライン上と劇場内のインタラクティブシートからは、それぞれ異なる視点からソフトを通じてダンサーの動きをコントロールし、さらには自分の身体とも置き換えたような錯覚をも覚えます。目に見えたものが現実かどうかわからなくなり、舞台と観客の間の境界が曖昧に感じる不思議な世界にいざなわれます。
演出・振付け/謝杰樺(シエ・ジエホア)
アナーキー・ダンスシアター(安娜琪舞踏劇場)芸術監督。建築とダンスを学び、その作品に独特の創作コンシエプトを取り入れる。空間概念にテクノロジーをコラボさせるのを得意とし、ダンスとボディパフォーマンスを融合させ、作品に独特の芸術性を持たせる。代表作品では、テクノロジーダンス作品として、2011年『第七感官』、2015年『Second Body』、2019年『永恒的直線』などがあり、海外でも好評を得る。オーストリアのリンツで開催の「アルス・エレクトロニカ」、オランダのアートフェスティバル「TodaysArt」、マレーシアの「ジョージタウンフェスティバル」などの国際的なアートフェスで公演を行う。また、董怡芬や張可揚などの他の振付師とともにダンス・インスタレーション作品を手がけ、作品としては、『日常編舞』シリーズ、『健康操』シリーズがあり、ダンスの表現形式をパフォーマンス以外にも取り入れる試みを行っている。2017台北ユニバーシアード・オープニングセレモニーの演出家の一人でもある。
アーティスト/王伯宇(ワン・ポオユー)
当若科技芸術創始者及び芸術監督。台湾芸術大学マルチメディア動画芸術研究所(大学院)卒業。長年インタラクションデザインに携わり、テクノロジーとコラボさせたアート作品を得意とする。2012年『MAYDAY 2012 LIVE TOUR BEHIND THE SCENES)』、2012年『工研院解密國家寶藏-奇想樂園(工研院が解明する国家の宝-奇想楽園)』、2019年両庁院(シアターホールとコンサートホール)30周年作品『衆声之所』などを手がける。多感覚デザインを駆使し、観客を魅力的でインタラクティブな作品の世界にいざなう。
謝杰樺(シエ・ジエホア)╳アナーキー・ダンスシアター『サイボーグエロス』
ダンス
上演時間約60分、途中休憩はありません
400/600/800/1000
※「オンライン・デジタルインタラクティブシート」は、劇場の外からパソコンでアクセスしてダンサーと繋がり作品の鑑賞ができるほか、劇場の公式サイトに掲載される最新情報を閲覧できるシステムです。
※「劇場内デジタルインタラクティブシート」は、劇場の中から自分のパソコンでアクセスしてダンサーと繋がり作品の鑑賞ができるほか、劇場の公式サイトに掲載される最新情報を閲覧できるシステムです。
※推奨年齢7歳以上