プログラム&イベント

節目總覽
tg STAN ティージースタン(ベルギー)『桜の園』 tg STAN ティージースタン(ベルギー)『桜の園』

tg STAN ティージースタン(ベルギー)『桜の園』

12/04(金)19:3012/05(土)14:3012/06(日)14:30

演劇
中劇場
作品紹介

tg STAN ティージースタン(ベルギー)『桜の園』

 

 

STANの『桜の園』は、信じられないほどウィットに富んでいる。一定の間隔で穏やかに笑いを誘う。そして同時に、それは悲しく、涙がでない、震え、でも心が痛む。-オランダ「デ・フォルクスクラント紙」-De Volkskrant

『桜の園』では、登場人物たちが破滅に向かって軽快に踊る平静さの裏に人間の悲劇が隠されている。-オランダ「ヘト・パロール紙」-Het Parool

 

 

『桜の園』は、ロシアの文豪チェーホフの最晩年の戯曲です。どんでん返しに驚かされるこの戯曲は、100年以上も前から世界中で上演されています。数多くの著名な演出家たちが様々な方法でこの戯曲を演出してきた演劇文学の古典で、後世の演劇制作に大きなな影響を与えています。

<桜の園>が売りに出されるところから話は始まります。裕福だった頃が過去のものとなった家族は、子供の頃の楽しい思いが詰まる荘園を残すためにあがいたり、奔走したり、それとも、負債を返済するために売ってしまうのでしょうか。『桜の園』は、貴族の没落と資本主義の台頭を描いた作品です。桜の木が倒れるとともに古い時代が終わりを告げます。時代の変化が告げられるとき、人は変わることをためらったり無力になったりします。この劇の社会批判や悲観的な雰囲気とは裏腹に、チェーホフはこの作品を喜劇、または茶番劇にしようと意図していました。

台湾では初演となるベルギーの劇団tg STAN(ティージースタン)は、演出家不在で俳優だけで創作することで知られています。この古典的なテキストをウィットに富みながらも鋭い現代の文脈で再解釈し、原典の時代背景を捨ててはいるものの、チェーホフ作品の本質と精神がはっきりと感じられるようになっています。『桜の園』の悲劇性と滑稽性を考慮しつつも、二つの時代の間で揺れ動く価値観の急激な変化と世代交代の無力さを浮き彫りにします。

創作/制作チーム

Tg STAN ティージースタン
STANは英語のStop Thinking About Namesを略したもので、「名称を考えるのを止める」という意味。1989年の設立で、主要メンバーにヨレンテ・ドゥ・ケースマイケル、ダミアーン・ドゥ・シュリバー、フランク・ヴェルクルイセンがいる。従来の教条的な創作方法とは異なり、tg STANでは、テキストの選定からセット、照明デザイン、衣装などを話し合って決める。役者が創作の中心となり「役者の自主性」という原則を重んじ、役者は演じるだけではなく脚本も担当する。公演とは 観客とともに芝居に新しい命を与えるもので、作品は観客が見たその時に完成するものと考える。

テキスト作品を得意とし、tg STANが解釈する作品は意味が深く多様。アントン・チェーホフ、マクシム・ゴーリキー、ヘンリック・イプセンなどの作品を得意とし、喜劇の中のコントラストに焦点をあて、ユーモアのある軽い描き方で悲劇を際立たせる。演劇はエリート芸術ではなく、学んだことを再現するものでもなく、生活や信仰、恐れ等を反映する重要な媒介であり、公演は観客との対話の場であると考える。
 

イベント名

tg STAN ティージースタン(ベルギー)『桜の園』

ジャンル

演劇

日時
2020/12/04(金)19:302020/12/05(土)14:302020/12/06(日)14:30
会場

中劇場

客席からの視点
上演時間

上演時間約140分、途中休憩はありません

言語/字幕

英語で上演。中国語字幕付き

料金

600/900/1200/1500/1800

注意事項

※上演時間約45分、途中休憩はありません
※英語で上演。中国語字幕付き    
※推奨年齢12歳以上
※開演時間に遅れたり途中退場をご希望の場合は、係員の案内に従ってください

チケット購入
×

會員獨享

  • 年度系列節目票券早鳥預購
  • 主辦節目票券優惠8折起;鼓勵藝術紮根,學生會員享75折優惠
  • 商場消費優惠
  • 會員專屬活動
  • 點數兌換好禮
  • 生日回饋
立即加入