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ワーグナーオペラコンサート『タンホイザー』 ワーグナーオペラコンサート『タンホイザー』

ワーグナーオペラコンサート『タンホイザー』

10/23(土)14:30

オペラ
中劇場
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作品紹介

『タンホイザー』はワーグナーの代表作のひとつで、19世紀末の欧州では何百もの作品が作られています。序曲は、現在、コンサートで単独で演奏されることが一般的です。プロットはシンプルですが、あふれるような感情の高まりがあり、ワーグナーのオペラを知るための最良の入門作品です。

『タンホイザー』は中世の詩的な伝説を改編したものです。吟遊歌人の騎士、タンホイザーがヴィーナスに誘惑によって肉体の快楽におぼれた後、かつて愛したエリーザベトのもとへ戻ろうとしますが、思いがけないことに衆人の叱責を受け、教皇は許しを与えることを拒否します。神の許しを得る唯一の方法は、教皇が手にしている杖から花が咲くのを待つしかありません。ワーグナーは、高揚感を次々に押し寄せる音楽により、精神的な愛と肉体の欲望の衝突を赤裸々に描き出します。その筆になる愛情は、愛のようで愛ではない、死は決して悲劇ではなく、昇華を意味しています。

ワーグナーは『タンホイザー』をなんども改訂しており、さまざまなバージョンが存在しています。そのなかで、パリ版は、グランド・オペラのスタイルを取り入れる形でバレエ音楽を書き加えたもので、豊かなオーケストレーションが音楽ファンに支持されています。今回の公演では、国家交響楽団の常任指揮者を務める張尹芳と劇場監督の鴻鴻のコンビが、台湾の声楽家とNTT合唱団と手を取り合い、パリ版『タンホイザー』を台湾で初めて演じます。公演では、室内楽団をセミステージ形式に編成し、繊細で、かつ観衆を酔わせる『タンホイザー』の魅力を細部まで表現し、タンホイザーが精神と肉欲の間でもがき、最後には救済へと導かれる様を現代的な視点から解釈しています。

創作/制作チーム

指揮/張尹芳

国家交響楽団の常任指揮者。ジャンルを超えたコラボを得意とし、独創的なプログラム企画や多様なコンダクトスタイルが音楽界の評価を集めている。台湾版グラミー賞と言われる金曲賞受賞バンドのソーダグリーン(蘇打緑)や、国際的に活躍する二人組のイグデスマン&ジョー、シルヴィア・チャン(張艾嘉)、デビッド・ウオン(王耀慶)らとの多彩な共演歴がある。近年は、日本のオーケストラ・アンサンブル金沢や香港市室内管弦楽団、台北市立国楽団、国立台湾交響楽団、高雄市立交響楽団を指揮しているほか、総統府音楽会にも招かれている。このほか、華人の音楽家が発表する作品に積極的に参画し、台湾先住民族の伝統歌謡をオーケストレーションした国家交響楽団のアルバム『山海琴原』ではタクトを振った。

演出/鴻鴻

詩人、舞台、映画演出、製作者。著書に詩集『楽天島』、『暴民之歌』がある。映画作品は「ナント三大陸映画祭」最優秀監督賞、「シカゴ国際映画祭」国際映画評論賞、「金馬賞」最優秀オリジナル脚本賞を受賞している。舞台演出は40本以上を数え、劇場版『女武神』を担当したほか、オペラでは国家交響楽団の『ファウストの劫罰』、台北市立交響楽団の『椿姫』、ミュージカル作品には「ジミー・ファンタジー劇場」の『走向春天的下午(春の午後へ歩く)』、親子音楽劇場の『春風小小孩(春風の子ども)』がある。現在は「ダーク・アイズ」と「ダーク・アイズ・パフォーマンス・ラボ」の芸術監督を務める。

イベント名

ワーグナーオペラコンサート『タンホイザー』

ジャンル

オペラ

日時
2021/10/23(土)14:30
会場

中劇場

客席からの視点
上演時間

上演時間約200分、20分の途中休憩2回があります

言語/字幕

ドイツ語で上演。中国語と英語字幕付き

料金

500/700/900/1200

注意事項

※上演時間約200分、20分の途中休憩2回があります

※ドイツ語で上演。中国語と英語字幕付き

※推奨年齢7歳以上

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