プログラム&イベント

節目總覽
白先勇『孽子』2020再演 白先勇『孽子』2020再演

白先勇『孽子』2020再演

10/03(土)14:3010/04(日)14:30

演劇
大劇場
作品紹介

龍子。本名は王夔龍。名家の出身。一生阿鳳といたいと願うが、愛と憎しみがもつれ合うなか、阿鳳を刺し殺してしまう。 父親の将軍に助けられアメリカに逃げたが、生きている間は二度と会わないという悲痛な決断をする。10年の間、ニューヨークで自棄に過ごし、尽きることのない深い後悔と償いができないという身も心も焼ける苦しみの中にある龍子は


文豪、白先勇の代表的長編小説『孽子』は、1970年代にタブー視されていた台湾のゲイコミュニティが疎外されていた状況を描いたものです。2014年に同名の舞台劇として改編され、台新芸術奨評審特別奨受賞の施如芳が脚本を、金鐘奨の曹瑞原が演出を担当。2020年は小説『孽子』が発表されて40年目にあたることから、舞台劇として再上演されることになりました。全編を通して、龍子の恋い焦がれる感情と父との親子関係を中心に展開され、原作にある親不孝な子どもたちの愛欲と家に対する渇望、家族に抱く悔いと贖罪を描いた作品です。写実と詩を織り交ぜた演出で、観客を台北新公園の蓮池のほとりへと導き、親不孝な子どもたちの愛憎が入り交じった青春時代を再現します。

 

著名なダンサーの呉素君、金曲奨の受賞者林夕の作詞、陳小霞の作曲、国家文芸奨受賞者の舞台デザイナー王孟超、金馬奨受賞者のサウンドデザイナー杜篤之、英国のThe Knight of Illumination Awards受賞者の影像デザイナー王奕盛など、演劇、映画、テレビ、ダンス、ポップミュージックの精鋭パフォーマーやクリエイターが集結している点が『孽子』の舞台演出の特殊な点です。出演者も舞台と映像で横断的に活躍する金鐘奨の映画の帝王丁強を頂点とする全世代に渡り、テーマ曲は楊宗緯が歌います。

創作/制作チーム

芸術監督、原作及び脚本/白先勇

民国261937)年生れ。広西桂林出身。カリフォルニア大学サンタバーバラ校で29年教鞭を取り、退職後は、エイズ予防・治療の公益活動や崑曲の復興事業に携わるほか、10年近くかけて父親である白崇禧の伝記をまとめる。著作は、短篇小説集『台北人』、散文集『明星咖啡館』、『樹猶如此』、舞台脚本『遊園驚夢』、映画脚本『玉卿嫂』、『孤恋花』等、多作で内容も多方面にわたる。

 

脚本/施如芳

台湾大学戲劇系助理教授(非常勤)。オリジナル脚本を得意とする。歌仔戲、京劇、崑曲、豫劇、歌劇、舞台劇、オペラの脚本を書くが、その素材にこだわりはない。作品として、国光劇団の『快雪時晴』、唐美雲歌仔戲団の『狐公子綺譚』『燕歌行』、廖瓊枝文教基金会の『凍水牡丹』、二分之一Q劇場の崑曲『乱紅』等がある。

 

演出/曹瑞原

金鐘奨演出家。作品はドキュメンタリーのようなシンプルなリアリズムの中に、ドラマティックな緊張感がありながらも、大衆への親和性を感じさせる。国内外の多くの映画祭で評価され、白先勇作品の映像化の演出には欠かせないと評価されている。演出を担当したテレビドラマの『孽子』は、テレビ金鐘奨最優秀連続ドラマ、演出、女優賞等の6項目で大賞を受賞した。

 

ダンス振付/呉素君

台北芸術大学舞踏学院教授(非常勤)。クラウド・ゲイト及び台北越界舞団の創立メンバーで主要ダンサー。『白蛇伝』の白蛇の解釈、及び『薪伝』の妊婦役で有名となる。近年では、伝統的な歌や踊り、音楽を改めて解釈し直し、洗練された現代的な舞台創作を目指している。台湾の南管楽舞の創始者であり重要な担い手。

 

総合演出/黄縁文

再拒劇団(アゲインスト・アゲイン・トゥループ)副団長で、前叛逆男子劇団の責任者、磷火鑄型所のダンサー。台北芸術大学劇場芸術創作修士、演出が専攻。主要な演出作品として、再拒劇団の『春醒』、『自由時代』、『宛如幼蟲』、『牆』;前叛逆男子の『新社員』、『利維坦2.0』及『Gray & Cray』等がある。

 

 

創作社

19975月の創立。台湾の経験豊富な舞台監督、演劇研究者、芸術管理者、メディア関係者が立ち上げた。オリジナルの演劇を創作するという精神を重視し、様な創造的な組み合わせを試し、台湾の現代演劇の多面的な美的創造性を体現している。創立以来の23年の間、制作の中心メンバーである紀蔚然・周慧玲・魏瑛娟・黎煥雄等の作品のほか、演劇クリエイターの符宏征・王嘉明・劉守曜・傅裕恵・呂柏伸・徐堰鈴、映像演出の曹瑞原、そして、若い脚本家の楊景翔・馮勃棣、詹傑・呉瑾蓉等とも共同制作を行っている。品の高い創作と作品制作は、長年、観客、演劇界、学術界、メディアから高く評価を受けている。

イベント名

白先勇『孽子』2020再演

ジャンル

演劇

日時
2020/10/03(土)14:302020/10/04(日)14:30
会場

大劇場

客席からの視点
料金
400/600/900/1200/1500/2000/2500/3000
注意事項

コンテンツには同性愛、アダルトなテーマ、暴力、ヌードなどが含まれておりますので、ご承知の上、ご鑑賞ください。

×

會員獨享

  • 年度系列節目票券早鳥預購
  • 主辦節目票券優惠8折起;鼓勵藝術紮根,學生會員享75折優惠
  • 商場消費優惠
  • 會員專屬活動
  • 點數兌換好禮
  • 生日回饋
立即加入