河床劇団×PHIスタジオ×オナシス文化『の間』
05/30(金)19:0005/30(金)20:0005/30(金)21:0005/31(土)13:0005/31(土)14:0005/31(土)15:0005/31(土)16:0005/31(土)18:0005/31(土)19:0005/31(土)20:0005/31(土)21:0006/01(日)13:0006/01(日)14:0006/01(日)15:0006/01(日)16:0006/01(日)18:0006/01(日)19:0006/01(日)20:0006/01(日)21:0006/05(木)19:0006/05(木)20:0006/05(木)21:0006/06(金)19:0006/06(金)20:0006/06(金)21:0006/07(土)13:0006/07(土)14:0006/07(土)15:0006/07(土)16:0006/07(土)18:0006/07(土)19:0006/07(土)20:0006/07(土)21:0006/08(日)13:0006/08(日)14:0006/08(日)15:0006/08(日)16:0006/08(日)18:0006/08(日)19:0006/08(日)20:0006/08(日)21:00
生命の神話と失われた迷宮
『ジュラシックパーク』で描かれたような、種の復活は現実になるのでしょうか。河床劇団は、2024年の新作『の間』において、現代の新たな神話を発表し、科学が生命の誕生と死についての私たちの考えをどのように変えたかについて探りました。クローン技術の登場と復活生物学の進歩によって、生と死の境目や自然と人工の境界は徐々に曖昧になっています。
この作品では、舞台上の演者がモーションキャプチャーの技術や観客とのシームレスなやりとりを通じて、その動きや表情をリアルタイムにバーチャルな世界に伝えます。観客はバーチャルなアバターとなり、バーチャルなシーンを自由に行き来し、集団的な瞬間と個人的な瞬間を体験するという、バーチャルとリアルが入り混じったパフォーマンスです。『の間』では、AR(拡張現実)のテクニックを使い、リアルとデジタルの世界の橋渡しをし、夢のような展開によって、観客が喪失や記憶、不死の意味についてまったく新しい方法で考えるよう導きます。
演出・舞台デザイン/クレイグ・クインテロ(CRAIG QUINTERO・郭文泰)
河床劇団の芸術監督。50作を超えるオリジナルのイメージ劇場作品を演出し、国家戯劇院や台中国立歌劇院、韓国の国立アジア文化殿堂、シンガポールのエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ、フランスのムフェタール劇場などで公演を行っている。台北、上海、ヴェネツィアで展覧会を開いたことがある彫刻家、インスタレーション・アーティストでもある。バーチャルリアリティ作品はヴェネツィア国際映画祭で初演されるとともに、ルクセンブルク・シティ映画祭とカナダのヌーボー・シネマ映画祭で最優秀パノラマ賞を受賞したほか、高雄映画祭で最優秀VR360賞を受賞した。米国国務省フルブライト・プログラムの専門研究員に選ばれたことがあるほか、米国グリネル大学シアター・ダンス学科教授を務める。
演出/フィービー・グリーンバーグ(Phoebe Greenberg)
菲比.格林伯格畢業於法國賈克樂寇國際戲劇學校,對動作技巧與肢體劇場有著熱情探索。在1990年代回到蒙特婁之前,曾於歐洲各地巡演並製作劇場作品。格林伯格創立了位於蒙特婁的跳水馬創作體工作室,專注於身體表演與舞台空間的探索。2007年,她創立DHC/ART基金會,於2012年成立PHI文化中心,致力於推廣蒙特婁舊城區的藝術與文化。作為PHI的創辦人兼總監,格林伯格支持許多跨越藝術、電影、音樂、劇場及延展實境的項目。
フランスのジャック・ルコック国際演劇学校を卒業。ムーブメントスキルとフィジカルシアターの探求に情熱を注いでいる。1990年代にモントリオールに戻る前、欧州各地で巡回公演並びに劇場作品の制作を行った。モントリオールに拠点を置き、シアターカンパニーDiving Horse Creationsを設立し、ボディーパフォーマンスとステージ空間の探求に焦点を当てるようになる。2007年にDHC/ART基金会を、2012年にはPHIセンターを立ち上げ、モントリオール旧市街のアートと文化の普及に努める。PHIの創設者兼ディレクターとして、アート、映画、音楽、演劇、拡張現実にまたがる多くのプロジェクトをサポートしている。
河床劇団有限公司
1998年に発足。イメージを主とする「全体演劇」は、ビジュアルアートとパフォーミングアートの境界を超える。劇評家からは、有機的で彫塑のような「潜在意識」の劇場作品であり、サミュエル・ベケットとデイヴィッド・リンチの最も素晴らしい作品と並び称されると評価される。オリジナル作品の上演は50以上を数え、日本、韓国、シンガポール、フランス、ドイツ、米国などでも上演されている。2022年に法人化し、VR(仮想現実)とXR(クロスリアリティ)に力を入れている。VR作品は3年続けて(2022―2024年)、ヴェネツィア国際映画祭で入選したほか、ルクセンブルク・シティ映画祭の最優秀没入型体験大賞、カナダのヌーボー・シネマ映画祭の最優秀パノラマ賞、高雄映画祭の最優秀VR360賞を受賞した。
PHIスタジオ
カナダ・モントリオールを拠点とし、ユーザーを没入型のフィールド体験へと導くことを得意とする。PHIスタジオは、その斬新な制作方法や技術の専門性、新たな物語形式での実績により、カナダ国内のみならず国際的にも高い評価を得ている。世界の主要な業界パートナーや主な大型の映画祭と協力している数々のプロジェクトに参加し受賞を重ね、没入型体験の未来を形作ることに注力している。PHIスタジオは、人材のインキュベーターと称えられ、また、学際的な没入型プロジェクトのコンセプトと、その実現を後押しする触媒でもある。
オナシス文化
オナシス文化は、指標性を備えた場、つまり、オナシス文化センターを核とする。ギリシアの現代カルチャーをリードする立場にある組織で、多様なプロジェクトや作品を通じて、アテネとそのほかの地域を結び付けている。各種の講座やイベントを通じて、民主主義や社会正義、ジェンダー平等、LGBTQIA+のソーシャルグループの人権に対する議論を促している。オナシス文化はアートの発展や創作、実験をサポートし、パフォーマンスや映画、ジャンル横断的な作品の制作をサポートしている。また、新進アーティストやベテラン芸術家向けにフェローとレジデンスプログラムも提供している。オナシス文化は、そのデジタルプラットフォームで、時代のウエーブに合ったコンテンツを発信し続け、ローカルとグローバルを密接に連携させており、生活に欠かせないものとなっている。
河床劇団×PHIスタジオ×オナシス文化『の間』
デジタルアート
リハーサルスタジオ 2
800
※上演時間、約45分。途中休憩はありません。途中入場もできませんので、予めご了承ください
※推奨対象年齢:16歳以上