アンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
11/10(金)19:30
300年近いヨーロッパのクラシック音楽の命脈を受け継ぐドイツのライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は、世界で最も歴史があり、最も伝説的なオーケストラのひとつです。ベートーベン作曲の交響楽9曲を歴史上初めて全曲演奏したほか、ブラームス、ワーグナーが自らの作品を指揮し初演した楽団でもあり、メンデルスゾーンが音楽監督とカペルマイスターを務めたこともあります。交響楽の発展の生きた歴史であり、後世に大きな影響を与えています。今日でも、世界で最も団員の多い管弦楽団のひとつです。伝統を感じさせるつややかで滑らかな独特の音色は、世界中の音楽ファンを魅了しています。
第21代のカペルマイスターとなったアンドリス・ネルソンスは、2018年から音楽監督を務め、その明快で活発な指揮スタイルは、楽団にアドレナリンを注入しているようで、これまでとは異なるエネルギーや音楽的な魅力を発揮しています。ネルソンスはまた、ボストン交響楽団の音楽監督と指揮者でもあり、2016年と2017年、2019年にはボストン交響楽団とショスタコーヴィチ交響曲全集の録音を行い、グラミー賞のオーケストラ演奏賞(クラシック部門)を3度受賞するという稀有な記録を樹立しました。
指揮/アンドリス・ネルソンス Andris Nelsons
1978年、ラトビアの首都、リガの音楽一家に生まれる。現在、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でカペルマイスター、ボストン交響楽団で音楽監督に就任。現下の国際的な音楽界で、最も著名で、最も独創的な指揮者のひとり。ボストン交響楽団と収録したショスタコーヴィチ交響曲全集は、何度もグラミー賞を受賞している。バーミンガム市交響楽団の音楽監督(2008―2015)、ドイツ、ヘルフォルトの北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2006―2009)、ラトビア国立歌劇場の音楽監督(2003―2007)を歴任。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ドイツのライプツィヒに本拠を置く、現在、世界で最も有名で長い歴史を有し、世界で最も人数の多い管弦楽団。185人の正規団員が所属している。モーツァルト、ベートーベン、メンデルスゾーン、ブラームス、ワーグナーなどとも共演し、ベートーベンが作曲した交響楽9曲を歴史上初めてすべて演奏した楽団でもあり、ブラームスとワーグナーが自らの作品を指揮、初演したこともある。メンデルスゾーンもカペルマイスターを務めた。現在のカペルマイスターのネルソンスは第21代である。
アンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
音楽
上演時間約100分、途中20分の休憩があります
900/1500/2500/3600/4200/5200/6000
※上演時間約100分、途中20分の休憩があります
※推奨年齢7歳以上