無独有偶工作室劇団『お月さまの友だちさがし』
08/08(土)11:0008/08(土)15:0008/09(日)11:0008/09(日)15:00
子どもにはファンタジーの冒険を、大人には人生を振り返るひととき。
友情と寄り添う心をめぐる、やさしい旅の物語。
一人ぼっちのお月さまが友だちを求めて旅に出ます。友情と向き合い、自分自身の成長をめぐるファンタジー。
タイの著名な絵本作家プリーダ・パンヤチャンドによる児童向けの絵本を原作とし、多くのタイの子どもたちの成長によりそい、文化的な意味が深い名作です。劇場版は、同じタイ出身の人形劇作家Jae(シリカーン・ブンジョンタッド)が翻案を手がけています。
物語は、万物が眠りにつく静かな夜から始まります。お月さまは宇宙船に乗って友だち探しの旅に出かけます。地球ではさまざまな動物たちと出会いますが、お月さまは動物たちの眠りを邪魔をするばかり。怒った動物たちにお月さまの宇宙船は壊され、海の底へと沈んでしまいます。沈んできたお月さまを仲間だと思ったヒトデは、お月さまにどうやったら人と仲良くなれるか教えてくれます。やがて友だちとなった二人は、ともに宇宙へと飛び立っていくのでした。
本作では、俳優とテーブルトップ人形が共演し、色鮮やかな照明に彩られ、空間や素材を巧みに活かした演出が展開されます。宇宙から地球、そして海底へと、自由に切り替わる場面が飛び出す絵本のように広がります。さらに人形遣いによる歌が、物語をいっそう楽しく際、そして奥行きを加えます。子どもたちはお月さまとともに「本当の友情」の意味を学び、大人たちはそこに共感を覚えます。親子の心をつなぎ、ともに成長させてくれる作品です。
無独有偶工作室劇団
1999年に設立された台湾初の現代人形劇団で、10年以上連続で台湾の優良演芸団体に選出されている。数々の作品が台新芸術賞にノミネート、入賞を果たしているほか、数多くの国内外でのアートフェスティバルに招聘を受け、15か国で公演を行っている、台湾を代表する劇団のひとつ。
「無物不成偶(あらゆるものは人形となりうる)」を創作理念に掲げ、人形に魂を吹き込むことで、現代パフォーミングアーツにおける人形劇の魅力を発信し続けている。その精微な造形美には定評があり、ハンドパペット、マリオネット、棒遣い人形、テーブルトップ・パペット、影絵など、多岐にわたる形式の人形劇を手掛ける。また、独創的なスタイルと詩的な表現、異なるジャンルとのクロスオーバーにより、「人」だけでは到達しえない無限の想像の世界を展開し、変幻自在な哲学的な美学を創出している。劇団設立以来、国際マスタークラス、ワークショップ、専門的な人形劇俳優の育成プログラムなども多数実施している。
2023年に拠点を台北から宜蘭県五結郷に移転。使われていなかった穀物倉庫を改修して稽古場、人形制作工房、劇場を完備した「利澤国際偶戯芸術村」を設立した。現在は「アーティスト・イン・レジデンス」や「利澤国際人形劇フェスティバル」、専門教育を行う「国際偶戯職人学校」などを展開し、国内外の人形劇関係者に向けた創作と交流、実験の場を提供している。
無独有偶工作室劇団『お月さまの友だちさがし』
人形劇|子ども
上演時間約50分、途中休憩はありません
800
台中国立歌劇院
※上演時間約50分、途中休憩はありません
※推奨対象年齢、3歳以上