テアトロ・ジョコ・ヴィータ×ローマバレエ団『小さな花の王様』
07/11(土)11:0007/11(土)15:0007/12(日)11:0007/12(日)15:00
光と影のあいだで、幸せが静かに花開く
世界で最も美しい絵本のひとつと称される『小さな花の王様』。国際アンデルセン賞を受賞した巨匠クヴィエタ・パツォースカの名作による名作が舞台作品としてよみがえりました。物語は、おなじみの「むかし、むかし…」から始まります。お城でひとり、庭いっぱいチューリップ育てている小さな王様。ですが、わかちあう相手がいない寂しさを抱えて暮らしていました。やがて、王女を探す旅に出ることを決意します。一方、舞台では、もうひとつの物語が同時に展開します。向かい合って暮らしながら、まだ一度も出会ったことがない若い男女が、二人の家の間の小さな花壇に残されたメッセージをきっかけに、まだ見ぬ幸せへの憧れを育み始めます。
イタリアの「テアトロ・ジョコ・ヴィータ」と「ローマ・バレエ団」による共同制作で、影絵、音楽、そして身体表現が織りなす優しく詩的な世界が、観客を幸せ探しの旅へと誘います。ヴィエタ・パツォースカの色彩豊かで想像力あふれる挿絵の世界が、幾重にも重なり、流れるような光と影となり舞台に現れ、物語へと姿を変えていき、まるで立体の絵本が踊り出したかのような光景となります。色鮮やかで心躍る舞台は、観るものの心を強く惹きつけます。
共同制作/テアトロ・ジョコ・ヴィータ Teatro Gioco Vita
1971年設立。イタリアで最も早く演劇的アニメーション(animazione teatrale)や革新的な人形劇に取り組んできた劇団の一つ。とりわけ影絵劇(teatro d'ombre)で世界的な名声を確立している。作品は主に古典文学や神話、童話、音楽などを題材に、伝統的な影絵技法もに現代的な語りや音楽、視覚表現の実験を融合させている。移動式スクリーンや多層的な照明、さらには生演奏を組み合わせることで、幻想的かつ詩的な視覚世界を創り出している。ヨーロッパ各地での芸術祭をはじめ、30カ国以上で巡回公演を行っており、現代ヨーロッパ影絵演劇を代表する存在である。
共同制作/ローマバレエ団 Balletto di Roma
1960年、イタリア舞踏界を代表する、フランカ・バルトロメイとウォルターザポリーニによって設立された。イタリアで最も早く政府の認可を受けた民間バレエ団のひとつで、「国家利益に関わる歴史的ブランド」(Historic Brand of National Interest)に認定されている。附属のダンスアカデミーと通じて、長年にわたり舞踏家の育成に取り組み、ヨーロッパ各地での巡回公演を通して、イタリア舞踏の普及に尽力している。伝統的な基礎を重んじながら、新しい作品作りにも力を注ぎ、コンテンポラリーダンスの振付家とのクロスオーバー作品も手がけている。2023年の『翻案 ロミオとジュリエット』は350回以上上演され、観客動員数20万人を記録。イタリアでもっとも人気のあるダンス作品のひとつと称賛されている。
テアトロ・ジョコ・ヴィータ×ローマバレエ団『小さな花の王様』
ダンス|子ども
約50分、途中休憩はありません
$800