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ダニエル・ハーディング、イム・ユンチャン&サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 ダニエル・ハーディング、イム・ユンチャン&サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

ダニエル・ハーディング、イム・ユンチャン&サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

11/23(日)14:30

音楽
大劇場
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作品紹介

百年続くイタリアの黄金の響きと、ヴァン・クライバーン金賞の奇才が織りなす競演

1908年に設立され、「イタリアの黄金の音」と称されるサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団は、イタリアで初めて交響曲演奏に本格的に取り組んだオーケストラです。『ローマの噴水』、『ローマの松』など、20世紀の傑作の多くが、この輝かしい歴史をもつ楽団によって初演されてきました。創設以来100年以上にわたり、トスカニーニ、アバド、シノーポリ、パッパーノといった巨匠たちに磨かれ、豊かな演奏実績と録音を積み重ねてきた楽団は、透明感のある豊かな音色、色彩豊かで繊細な感情表現を特徴とし、国際的な音楽評論家からも高く評価されています。2024/25年のシーズンからは、イギリスの指揮者ダニエル・ハーディングを音楽監督に迎え、楽団の新たな時代を切り開きます。

ダニエル・ハーディングは、巨匠サイモン・ラトルやアバドのアシスタント指揮者として若くして頭角を現し、「21世紀の天才指揮者」とも称されています。彼の音楽には緻密なテクニックと深い解釈が見事に融合されており、さまざまなスタイルの楽曲から繊細なディティールや感情の層を巧みに引き出すことに長けており、極めて高い芸術的感性を発揮しています。今回の公演には、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し、一躍世界の注目を集めた韓国のピアニスト・イム・ユンチャンを迎えます。深い音楽性と卓越した舞台での演奏は、台湾の多くの聴衆の心を魅了することでしょう。プログラムは、エネルギッシュで疾走感に満ちた「ウィリアム・テル」序曲で幕を開け、続いてクラシックとジャスのスタイルを融合させたラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」。明快な鮮やかな音の色彩が魅力です。そして最後は、ラフマニノフの「交響曲第2番」。そのおおらかで深みのあるメロディーはロマン派後期の傑作です。今回の公演は、現代の音楽の奇才と、百年の長きにわたり愛されてきたクラシックが出会う、的にっくと芸術性を兼ね備えた最高の音楽の祭典です。

プログラム内容

Rossini: Overture, from Guillaume Tell 
Ravel: Piano Concerto, M. 83, G major
Rachmaninoff: Symphony No. 2, Op. 27, E minor
 

創作/制作チーム

サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 

 

イタリアで初めて交響楽作品の演奏を主な活動としたオーケストラで、レスピーギの『ローマの噴水』、『ローマの松』などの名作を初演したことでも知られている。1908年の設立以来、トスカニーニ、カラヤン、アバドといった影響力ある名指揮者と共演し、レナード・バーンスタインが1983年から1990年まで名誉総裁を務めた。

2005以降は、音楽監督アントニオ・パッパーノのもとで、すばらしい演奏を披露し、国際的な評価が大きく高まりました。BBCプロムス、ルツェルン音楽祭、ザルツブルグ音楽祭といった著名な国際音楽祭に招かれるほか、ベルリン・フィルハーモニー・コンサートホール、ウィーン学友協会(黄金のホール)、ブラームスホール、ミラノ・スカラ座、東京サントリーホール、ニューヨーク・カーネギーホールといった世界で名だたるホールで演奏を行っている。

指揮/ダニエル・ハーディング

パリ管弦楽団音楽監督(2016-2019)、ロンドン交響楽団首席客演指揮者(2007-2017)を歴任。マーラー室内管弦楽団では20年以上も指揮をしており、終身「桂冠指揮者」の称号をもつほか、2024/25年のシーズンより、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の音楽監督に就任。

ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、バイエルン放送交響楽団、ミラノ・スカラ座管弦楽団など、世界有数のオーケストラと定期的に演奏をしており、アメリカでは、ボストン交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、シカゴ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィル、サンフランシスコ交響楽団などを指揮している。

2002年フランス政府より「芸術文化シュヴァリエ勲章」を受章。2017年には「オフィシエ(将校)」に昇格した。2012年には、スウェーデン王立音楽アカデミーのメンバーに選出され、2021年のイギリスの新年叙勲において「大英帝国勲章コマンダー(CBE)」を授賞されたまた、航空パイロットでもある。

ピアノ/イム・ユンチャン

2022年、わずか18歳でヴァン・クライバーン国際音楽コンクール史上最年少優勝を果たし、一躍国際クラシック界のスーパースターとなった。彼の演奏は「魔法のような力」と「自然で本能的な音の美しさ」(カナダ誌『ラ・セーナ』)があると評され、世界中の聴衆を魅了している。審査委員長のマリン・アルソップは「ユンチャン深い音楽性驚異的なテクニック有機的ひとつすることできる類稀なアーティストである」と絶賛した。

コンクールではリストの「超絶技巧練習曲」を大胆に披露し、「世界のピアノ界に大きな衝撃をもたらした」(英誌『グラモフォン』)。また、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」はコンクールにおける伝説的な瞬間となり、英音楽サイト『Seen and Heard International』では「演奏後、拍手が鳴り止まず――我々の目の前でスターが誕生した。」(英)と記された。

コンクール優勝後は、ニューヨーク・フィル、ミュンヘン・フィル、シカゴ交響楽団、BBC交響楽団など、世界のトップクラスのオーケストラと共演。カーネギーホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、東京サントリーホールなど、国際的に著名なホールでリサイタルを開催している。

現在はデッカ・クラシックスの専属アーティストとして活動しており、デビューアルバム『ショパン:エチュード』は、リリース直後から絶賛され、世界のクラッシック音楽チャートで1位を獲得。このアルバムは2024年の『グラモフォン』誌のクラシック音楽賞において、ピアノ部門賞を受賞し、ユンチャン自身も「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出された。さらに20241月には「Apple Music classical」のグローバル・アンバサダーに就任。2025/26年シーズンには、カーネギーホールでのソロリサイタルが再度予定されている。

イベント名

ダニエル・ハーディング、イム・ユンチャン&サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

ジャンル

音楽

日時
2025/11/23(日)14:30
料金

900/1500/1800/2400/3200/4000/5400/6800

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