唐美雲歌仔戯劇団『孟婆客棧:冥星双飛侠』
12/14(土)14:3012/15(日)14:30
唐美雲歌仔戯劇団による2024年度の京劇『孟婆客棧(孟婆の宿屋):冥星双飛侠』は、テレビドラマの登場人物や背景の設定を引き継ぎながらも、舞台ではまったく新しい物語を展開ます。歌仔戯の三大スター、唐美雲、許秀年、小咪に加えて、国光劇団の老生である唐文華が再び特別出演します。劇中に登場する宿屋の「風変わりな従業員たち」は「テレビドラマ」のオリジナルキャスト、蔡振南、方馨、方宥心らがそろって出演します。
『孟婆客棧』は、もともと2018年に唐美雲歌仔戯劇団が舞台劇として制作した作品です。2021年には、同名で歌仔戯とオペラを組み合わせる形で改編し、現代的な観点と、歌舞コメディで三途の川に架かった橋のそばにある「孟婆の宿屋」を舞台に、あの世に向かう客たちが抱える記憶のくびきにまつわる物語を描きます。テレビドラマ版は金鐘奨(ゴールデン・ベル・アワード)の「ドラマ部門革新的作品賞」を受賞しましたが、本作は、まったく新しい形での再演です。物語は、冥界にある孟婆の宿屋の主人である万千帆が、密室で起きた失踪事件を調べることとなります。行方不明になったのはスープを飲んであの世に向かうはずだった冥星歌劇団の団長ですが、捜索中に本のなかの武侠の世界に入り込んでしまうというものです。舞台では、泣いたり笑ったりが止まらない武林歪伝が演じられ、戯曲とテレビの華麗なキャストが手を取り合って武侠の世界を繰り広げます。
唐美雲歌仔戯劇団『孟婆客棧:冥星双飛侠』
伝統戯曲
上演時間約180分、途中20分の休憩があります
台湾語で上演。中国語、英語字幕付き
500/800/1200/1600/2000/2500
※上演時間約150分、途中20分の休憩があります
※台湾語で上演。中国語、英語字幕付き