紅潮劇集(レッド・シアター)『アスペルガーの男の子が人魚に出会う時』
07/18(金)19:3007/19(土)14:3007/20(日)14:30
『アスペルガーの男の子が人魚に出会う時』は、2020年に脚本と作詞に取り掛かり、翌2023年にリーディン・グコンサートとして歌劇院で初めて上演されて大きな話題を呼びました。監督の王靖惇と作詞家の梁允睿が5年の歳月をかけて作り上げた本作品に、国内の三大音楽賞受賞のミュージシャン陳建騏が音楽監督を担当。舞台で活躍する映像デザイナーの羅士翔がマルチメディアデザインを担当し、リモート放映、ライブ配信といった方法をミュージカル公演に取り入れています。
アスペルガー(自閉症スペクトラム)の特徴を持つ男の子の英雄が、ネット上で偶然ライブストリーマーの慢慢と出会うというものです。英雄は社会とかかわることが怖く、慢慢と直接会うことができないため、ふたりはネット上で交流を深めていきます。やがて慢慢の温かく真摯な心が、単調な英雄の生活をゆっくりと変えていきます。
ある日、英雄はいつものように慢慢とビデオチャットをしようとしたところ、慢慢はいつまでたっても現れませんでした。数日がたち、英雄が寂しさに押しつぶされてしまいそうになった頃、慢慢が突然オンラインになり、もし本当のことが知りたいなら、家の外に出てきて自分の目で確かめるよう告げました。
外に出るのが怖いアスペルガーの男の子は、どうやって心の壁を乗り越えられたのでしょうか。障害を持つ女の子は、どうやったら人生を満たしてくれるソウルメイトが見つけられるのでしょうか。素敵な二人芝居/ミュージカルをあなたに!
紅潮劇集(レッド・シアター)
紅潮劇集は、梁允睿によって2014年に設立され、オリジナルの音楽と演劇を創作の基盤とし、現代人の心の中にある最も脆く、切望し、そして真実な一面を追い求めています。紅潮劇集は、強い音楽性と生活に密着したテーマを軸に、演劇作品の創作のみならず、オリジナルの中国語ミュージカルの開発にも積極的に取り組んでいます。人と人との特別な感情の交流を、ミュージカルを通してより心に響く芸術表現へと昇華させています。
紅潮劇集(レッド・シアター)『アスペルガーの男の子が人魚に出会う時』
ミュージカル
上演時間約100分、途中休憩はありません
$900
主催/台中国立歌劇院
※上演時間約100分、途中休憩はありません
※推奨対象年齢、7歳以上