エイドリアン・モンド&Babx 『Piano piano』
05/30(土)14:3005/30(土)19:3005/31(日)14:30
★幻想と詩意のフレンチな出会い ― ピアノのオーディオビジュアル・アート
『Piano piano』は音楽と映像によって紡がれる作品で、若き日の出会いと再会をめぐる、アートの冒険を描きます。
20年前、二人のフランスの若者がアヴィニョンのパフォーマンス劇場で出会いました。デヴィット・ババン(David Babin)はピアノで新曲を試し、エイドリアン・モンド(Adrien Mondot)はコンピューターの研究生活から逃れるようにジャグリングをしていました。デヴィットは今、フランスの楽壇で誰もが知る歌手、作詞作曲家、編曲者、ピアニストとしてBabxの名で活躍し、数々のアルバムをリリースしています。そしてエイドリアンは、テクノロジー・アートデュオ「Adrien M & Claire B」を結成。デジタルと身体表現を融合させた作品を世界各地の芸術祭で発表し、オペラハウスで上演された作品『Acqua Alta』、『Équinoxe』は、独特なビジュアル表現が高く評価されました。
そして今回、二人はこれまでの創作をもちより再び共演し、芸術の原点に立ち返ります。かつて描いた夢や実験、そして演奏への情熱を取り戻し、デヴィットは歌手ではなくピアニストとして登場。アルバム『Une maison avec un piano dedans(ピアノのある家)』からシャンソン、ジャズ、即興をおりまぜたソロ演奏を披露します。そして、エイドリアンは水晶玉を使ったパフォーマンスで舞台に立ち、音楽と共に重力と落下の瞬間を表現します。
舞台では、ピアニストとパフォーマーがリアルタイム映像の光と影の中に溶け合い、ひとつひとつの音、ひとつひとつの動きが抽象派や印象派の絵画の中を散歩しているかのように展開します。音と光が交錯し、夢のように流れ続ける幻想的な宇宙を創り出します。観客はその世界に浸り、今までに体験したことのないような音と光の体験へと導かれます。
ビジュアルデザイン、コンピューターデザイン、ジャグリング/Adrien Mondot
音楽制作、演奏/Babx
コンピューター開発アシスタント/Eva Décorps
電子制御装置/Loïs Drouglazet
テクニカル・ディレクター/Raphaël Guénot
舞台監督/Clément Aubry
照明デザイン/Jérémy Chartier
共同制作/Adrien M & La Familia
エイドリアン・モンド&Babx 『Piano piano』
音楽
上演時間は約60分。途中休憩はありません
600/900/1200
※上演時間は約60分。途中休憩はありません
※推奨対象年齢、7歳以上