驫舞劇場(HORSE)『FreeSteps-自由な歩みが見える2.0』
2022/04/16(土)~2022/05/22(日)
2022年、蘇威嘉(スー・ウェイジャー)による『FreeSteps』10年振付けプロジェクトは9年目に入ります。AR(拡張現実)でダンスを鑑賞するという『FreeSteps-自由な歩みが見える』に続いて、今回の『FreeSteps-自由な歩みが見える2.0』では、撮影テクニックを全面的にアップグレードし、歌劇院のパブリックスペースに「ARショーウィンドウ」を設置。今回もARを媒体とし、タブレット端末を通して、観客は様々な自由な角度から、ランダムにダンサーのパフォーマンスや順序を楽しんだり、ダンサーの身体が放つ火花を感じたりすることができます。
近年、蘇威嘉はARを用いてパフォーマーそれぞれがもつ身体の本質を探っています。今回は、台湾の素晴らしいダンサー7名、パフォーマー1名、パーカッショニスト1名を迎えました。彼ら8つの身体風景を「サラウンド・シンクロフォトテクニック」によって捉え、映像を6Kにアップグレードすることで鮮明にし、パフォーマーの細かな質感の変化や表情を捉えることで、非常に細やかで独特なパフォーマンスを間近で感じることができる体験です。
「AR ショーウィンドウ」を散策したり、タブレット端末でアート展を楽んだり、カメラのこっち側で最高のパフォーマーたちとともに踊ったりと、自分だけのFreeStepsが楽しめます。
日時
4/16(木)-5/22(日),12:00-21:00
会場
悠然廳
キュレーションチーム/驫舞劇場(HORSE)
2004年の創立。束縛を受けることのない無限の創造性と正確な身体表現によるパフォーマンスにより、ニューヨーク・タイムズ紙上「台湾発の魅力的で想像力に富んだダンスカンパニー」と称賛されている。2008年には、ウィットに富んだ深みのあるパフォーマンス『速度』で第6回台新芸術賞における舞台芸術賞に初ノミネートされ、パフォーミングアート賞に輝いた。また、2013年には『両男Two Men』で、ドイツのエッセンのパクト・ツォルフェラインで開催された国際振付コンクールにおいて最優秀賞と最優秀観客賞を受賞。近年では、カンパニーの中心人物、陳武康と蘇威嘉が、それぞれの独自の創作路線を切り開き、台湾のコンテンポラリーダンスシーンの18年目の変容の中を歩み続けている。カンパニーは、創作活動に加えて、ダンスと音楽の即興創作プラットフォーム『混沌身響』、ダンス・キュレーション『重製場』、インクルーシブ・アート・プロジェクトや「跳島舞蹈節(We Island Dance Festival.)」など、国を越えたコラボレーション、ダンスプロモーション、キュレーションにも力を入れている。
驫舞劇場(HORSE)『FreeSteps-自由な歩みが見える2.0』
デジタルアート|展示
その他の会場
無料
※よりよい状態でご鑑賞いただくために、会場のスタッフの指示に従って、タブレット端末でご鑑賞ください。