梁基爵(Gaybird/キース・レオン)『それでもゼロの地で生きる』
05/20(土)14:3005/20(土)19:3005/21(日)14:30
「ゼロの地で生きる」は、梁基爵が今日の生活から想像した画面をモチーフにした作品です。あるところで核爆発が起こり瓦礫だけが残された「ゼロの地」となります。もし、私たちがこの地で「生息」し続けなければならないとしたら、呼吸し続けるかぎり、梁基爵は「はるか彼方に静かに我々を待ち続ける一筋の光がある」と考えます。
香港のメディアアーティスト梁基爵の作品『それでもゼロの地で生きる』は、香港芸術アカデミー制作のオリジナル作品『ゼロの地で生きる』の続編で、工業用ロボットアームを利用した自作のサウンドスカルプチャーを用いて、ステージを大きな楽器とし、それをミュージシャンと三本のロボットアームが演奏します。テクノロジーの時代において人類の生活が機械とは切っても切り離せない関係にあることを探る作品です。
梁基爵は、日常生活に関連する電子器材を用いての音楽創作を得意とし、毎回、作品で新しいものを取り入れ、新たなインスピレーションを啓発します。どのインスタレーションも、どのオブジェクトも全て魅惑的な楽器となり、それぞれに独特の音や響きを奏でます。作品全体では、クロスリアリティ(XR)、ロボットアーム、サウンドスカルプチャー、電子音楽やムービング・イメージなどのさまざまなツールを用いて未来感溢れる雰囲気を表現し、五感にアプローチする没入型体験へといざないます。
オリジナル作の初演『ゼロの地で生きる』は、香港芸術アカデミー舞台及び芸術制作学院の主催で行われました。
コンセプト、クリエイティブディレクター、作曲、ロボットアーム・プログラマー、パフォーマー/梁基爵(GayBird)キース・レオン
セットデザイン/ジャン・ウォン
照明デザイン/ケイシー・リュ
音響デザイン/美仕特科技有限公司
ビデオデザイン/ミック・イプ
インタラクティブ・メディアデザイン/フーロン・ヤウ
テクニカル・ディレクター/アレン・フォン
キャスト/シルビア・タム、ケビン・チョウ`、キース・レオン
梁基爵(Gaybird/キース・レオン)『それでもゼロの地で生きる』
音楽
上演時間約60分、途中休憩はありません
500/700/900/1200
※上演中はまぶしい光や大音量が使用されます。ご了承の上ご入場ください。
※推奨年齢15歳以上