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阮劇団╳楊輝『釣蝦場的十日談(エビ釣り場のデカメロン)』 阮劇団╳楊輝『釣蝦場的十日談(エビ釣り場のデカメロン)』

阮劇団╳楊輝『釣蝦場的十日談(エビ釣り場のデカメロン)』

11/12(土)14:3011/12(土)19:3011/13(日)14:30

演劇
中劇場
作品紹介

1348年から始まった、ヨーロッパ、アジア、アフリカを襲った残虐な伝染病の「ペスト」の大流行により、ヨーロッパでは一千万人以上の命が奪われました。1349年、ルネサンスの先駆ボッカッチョは、このパンデミックを背景に短篇小説『デカメロン』を書きました。この物語は、7人の女性と3人の男性が、パンデミックから逃れるためにフィレンツェ郊外の山の上の別荘に移り住み、退屈を紛らわせるために、それぞれ毎日ひとつずつ物語を語るという趣向でした、ペストの流行で沈みがちな気持ちを紛らわし、長い夏の日々をやり過ごすために、10日間で合計100のユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談が語られました。

釣蝦場的十日談(エビ釣り場のデカメロン)』は、物語の舞台を現代の台湾に設定した、現代版デカメロンと言える作品です。物語は、新型コロナウィルスが流行している様子を描いたもので、嘉義の田舎にあるエビ釣り場「大海浜複合式釣蝦場」は防疫ホテルに商売替えしています。エビ釣り場内の人々は、それぞれ何らかの防疫規定に違反し隔離されていて、その退屈な日々の中、それぞれ退屈しのぎに思い思いの物語を語ります。阮劇団芸術監督の汪兆謙が、国際的な人形劇の大家、楊輝とタッグを組み、さらに、台湾布袋戯のスター陣営を招いて舞台を作り上げます。人や人形による劇、リアルタイムプロジェクション等の複合的な演出で、世間をあっと驚かせた『デカメロン』に引けをとらないストーリー展開で、なんでもありのやりたい放題の演出に笑いや怒りを織り交ぜながらコロナ禍の世情を映し出します。

創作/制作チーム

演出/汪兆謙 (ワン・ジャオチエン)

阮劇団芸術監督、団長。嘉義市実験劇場「新嘉義座」創設者。国立台北芸術大学劇場芸術研究所(大学院)卒業。大学時代に故郷に戻り阮劇団を設立。長年、嘉義地区において演劇の創作及び教学の普及に携わる。近年「フォークカルチャー」を創作の要とし、現代劇場とのコラボの可能性を探っている。最近の作品に、『十殿』、『你嘛好啊!!』、2021台湾文博会『照起工』、『皇都電姫、『大路:七天』、『嫁妝一牛車(牛車いっぱいの嫁入り道具)』等。

演出・主演/楊輝(ヤン・フイ)

1964年、中国福建省漳州市の代々「布袋戯(人形劇)」を演じる家庭に生まれる。1980年代の末、人形を携えて世界各地で舞台公演を行い、その足跡は世界中に及ぶ。2001年、フランスに定住し今日に至る。パフォーマンス以外に、教学及び伝統布袋戯芸術の普及に尽力し、フランス国立国際高等人形劇学校(lÉcole Nationale Supérieure des Arts de la Marionnette)で指導する。また、招聘されて、ドイツ、スペイン、ロシア、イタリア、ポーランド、ブラジル、イスラエル、オーストラリア等でも「マスタークラス」を開き指導を行っている。

 

創作のための事前研究調査は国家文化芸術基金会跨域合創プロジェクトの支援を受けた

共同製作/国立伝統芸術センター

イベント名

阮劇団╳楊輝『釣蝦場的十日談(エビ釣り場のデカメロン)』

ジャンル

演劇

日時
2022/11/12(土)14:302022/11/12(土)19:302022/11/13(日)14:30
会場

中劇場

客席からの視点
上演時間

上演時間約100分、途中休憩はありません

言語/字幕

台湾語、中国語で上演。中国語字幕付き

料金

600/800/1000/1200/1500

注意事項

公演では、下品な言葉、成人向けのテーマや暴力シーン、ものすごく大きな音がすることがありますので、その旨ご承知のうえご来場ください

推奨年齢15歳以上

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