ロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』
12/22(水)19:3012/24(金)19:3012/26(日)14:30
1816年、ドラマチックな初演が行われた夜以来、ロッシーニの2幕オペラ『セビリアの理髪師』は、2世紀を経てもなお人気のある喜劇作品のひとつです。フランスの劇作家、ボーマルシェが著した同名のコメディを改編し、ロッシーニは軽やかでよどみない旋律で、機知に富む理髪師のフィガロを描き、笑いのなかに恋愛を芽生えさせていきます。
セルビアの若き伯爵、アルマヴィーヴァはロジーナという少女に恋しています。しかし、分不相応にもロジーナの財産を狙っている、彼女の後見人の医師バルトロは、ロジーナを我が物とし彼女の自由を束縛したいと望んでいました。町のことは大から小まで知り尽くしている理髪師のフィガロは、伯爵の頼みを受け、伯爵がさまざまな身分に扮するのを手伝い、バルトロが何かと邪魔をするのをかわしながら最後には二人を相思相愛の仲に導いていきます。
デンマークの新進演出家、マーティン・リンボは19世紀のオペラ劇場の風景を20世紀初頭のサイレント映画のモノクロの美学に転写し、素早い動きをふんだんに使った演繹的なスタイルで観賞用のオーディオビジュアル体験を生み出し、古典的なオペラの新解釈を提示しています。演奏には国際的に活躍する指揮者の廖国敏と国家交響楽団(NSO)を招き、古典的で復古的なオペラの饗宴を紡ぎ出します。
フィルハーモニア台湾(NSO)
1986年、台湾のオーケストラの指標となる交響楽団という使命のもと設立される。2005年より国家音楽ホール専属のオーケストラとなり、2014年には組織変更により国家表演芸術中心(舞台芸術センター)の専属となった。歴代の音楽監督/芸術顧問として、許常恵、張大勝、林望傑、簡文彬、ギュンター・ヘルビヒ、呂紹嘉がいる。コンサートのほか、大型オペラやさまざまなレクチャーコンサート、フェスティバルや屋外コンサートを通して、一般の人々が音楽に親しみ、イベントに参加することで、華人世界におけるクラシック音楽に新たな一面をもたらす。2011年より海外ツアーを開始し、アジア有数の交響楽団として国際的な知名度を大きく高めた。
NTT歌劇合唱団
2020年の創立。台中国立歌劇院が公募で選んだ団員は、声楽指導とフィジカルトレーニングを経て、プロの舞台で公演できるように養成される。歌劇院が毎年開催するオペラ公演にソロまたは重唱で出演する。
ロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』
音楽|オペラ
600/1000/1400/1800/2400/3000/3800
│指定住宿│
台中商旅
永豐棧
│異業合作│
歐舒丹 L'OCCITANE EN PROVENCE