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アイルランドの鬼才演出家ダン・コリー『迷えるリア(Lost Lear)』 アイルランドの鬼才演出家ダン・コリー『迷えるリア(Lost Lear)』

アイルランドの鬼才演出家ダン・コリー『迷えるリア(Lost Lear)』

10/16(金)19:3010/17(土)14:3010/18(日)14:30

演劇
中劇場
作品紹介

囚われの記憶の牢獄で、かつての残火とともに舞う

2022年、ダブリン演劇祭での初演以来、世界各国を席巻し、2025年には英紙『ザ・スコッツマン』の演劇賞において殿堂入りの栄誉に輝きました。シェイクスピアに詳しくなくても深く心を揺さぶられる、劇場芸術の傑作です。

かつて光輝く舞台に立っていた俳優のジョイ。今は療養施設で暮らしています。記憶は少しずつ失われ、ジョイの現実はシェイクスピアの古典『リア王』の世界と交錯していきます。介護スタッフは、ジョイが心の安定を保つため、日々を生活を終わりのない舞台稽古のように演出しています。しかし、その均衡は長く疎遠だった息子のコナーの訪問によって揺らぎます。母と息子は、限られた言葉を交わしながら、真の対話への糸口を探っていきます。

ガブリエル・ガルシア=マルケスの短編小説『大きな翼をもった老人』(A Very Old Man with Enormous Wings)の舞台化で国際的な賞賛を集めたアイルランドの鬼才演出家ダン・コリー。今回は、シェイクスピアの『リア王』を大胆に解体・再構築し、原作の名台詞「誰か、私が何者なのか教えてくれ」を、認知症というテーマへの根源的な問いへと転化しています。

投影、人形劇、ライブ映像の特殊効果を駆使した演出によって、観客はジョイの幻想的で断片化された精神世界へと引き込まれます。過去と現在、演劇と人生、虚構と現実が舞台上で幾重にも重なり、ゆがみ、溶けあっていく……『迷えるリア』は、ブラックユーモアに満ちた劇場的瞑想です。芸術における虚実の境界を繊細に行き来しながら、深淵のような人と人との隔たりのなかで、他者と通じ合おうとする痛みと優しさを描き出します。

動画/画像
『迷えるリア(Lost Lear)』
『迷えるリア(Lost Lear)』
『迷えるリア(Lost Lear)』
創作/制作チーム

ダン・コリー(Dan Colley)
集団創作(ディバイズド・シアター)、翻案作品、そして若い観客向けの劇場作品に特に力を入れている演劇・映像制作者。初期段階から主要な共同制作者たちと長期間にわたるリサーチ&ディベロップメント(作品開発)を行うスタイルをとる。リアリティや形態の「捉えどころのなさ・不確実性」に関心を寄せている。

代表作『迷えるリア(Lost Lear)』は、トラヴァース・シアターで上演されたエディンバラ・フリンジ2025にて「スコッツマン・フリンジ・ファースト賞」を受賞。2022年のダブリン・シアター・フェスティバルでの初演以来、全米、全英、ニュージーランドへとツアーを展開し、「目を見張るほど素晴らしい演劇作品」と評された。

ガブリエル・ガルシア=マルケス原作の翻案劇『巨大で大きな翼のある、とても老人(A Very Old Man With Enormous Wings)』は2019年に初演され、アイリッシュ・タイムズ演劇賞で2部門、ダブリン・フリンジ賞で4部門にノミネートされた。これまでに200回以上の公演数を誇り、ニューヨーク、ロンドンのユニコーン・シアター、スコットランドのイマジネート・フェスティバル、そしてシドニー・オペラハウスなどで上演されている。

イベント名

アイルランドの鬼才演出家ダン・コリー『迷えるリア(Lost Lear)』

ジャンル

演劇

日時
2026/10/16(金)19:302026/10/17(土)14:302026/10/18(日)14:30
上演時間

上演時間:約80分、途中休憩はありません

料金

700/900/1300/1500

主催

台中国立歌劇院

協賛

アイルランド・カルチャー(Culture Ireland)およびアイルランド芸術評議会(The Arts Council of Ireland)による助成

指定宿泊

注意事項

※上演時間:約80分、途中休憩はありません
※推奨対象年齢:7歳以上
※公演内容等に変更が生じた場合は、公式サイトにてお知らせいたします。

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