明華園戯劇総団『烏龍天下』
12/05(土)14:3012/06(日)14:30
明華園総団、演出家黄致凱と再びタッグを組み、2026年の大型新作『烏龍天下』を送り出す!
史実をもとにした本作は、「台湾ウーロン茶の父」李春生の成功と挑戦の軌跡を描いた作品です。身分の低い船頭の息子として生まれた李春生は、持ち前の向上心で知識を身に付け、激動の清朝末期を生き抜きながら、優れた先見性とたゆまぬ努力で、台湾茶を世界市場へと押し上げていきました。
舞台では、19世紀末の大稻埕で繰り広げられた商戦の熱気と繁栄が再現されます。さらに台北の艋舺(現在の萬華)で起きた同郷の商人の抗争「頂下郊拚」、英国との「樟脳戦争」、英国商人の賃貸借をめぐる「艋舺租屋事件」といった歴史的な衝突事件が描かれ、硝煙と野望に満ちた乱世を、臨場感をもって体験することになります。漳州系と泉州系の移民が共存した時代の様相を再現するため、せりふでは両者の訛りの違いが意識的に反映されています。その特徴を音楽や韻律に落とし込むことで、台湾語ならではの美しく魅力的な響きを描き出します。
歌仔戲界を代表する名優孫翠鳳をはじめ、明華園第3世代の陳昭婷と陳子豪、さらに李郁真、呉米娜ら実力派の若手俳優が世代を超えて競演します。歌仔戲の伝統を次世代へと受け継ぐ、その象徴ともいえる豪華共演が実現しました。台湾初となる「商戦」をテーマにした歌仔戲としても注目を集める話題作です。
明華園戯劇総団
1929年に創立された「歌仔戯(台湾オペラ)」を専門とする芸術ファミリー劇団。伝統を基礎としながらも現代の要素を取り入れ、台湾で唯一、専属の劇作家・演出家および充実した劇団員を擁する歌仔戯劇団です。一族全員が歌仔戯の舞台芸術に身を投じ、強固な制作・出演陣とオリジナリティあふれる東方芸術スタイルを確立。台湾の舞台芸術界において一つの伝説となっています。
明華園戯劇総団『烏龍天下』
伝統戯曲
上演時間:約170分、途中20分の休憩時間あり
600/900/1200/1500/1800/2300/2500
台中国立歌劇院
※上演時間:約170分、途中20分の休憩時間あり
※推奨対象年齢:7歳以上
※公演内容等に変更が生じた場合は、公式サイトにてお知らせいたします。