明華園戯劇団『八仙伝奇シリーズ—韓湘子』
11/05(土)14:3011/06(日)14:30
『八仙伝奇シリーズ—韓湘子』は、晋の武帝司馬炎が、藍采和の言葉を信じて仙鶴(神の使いの鶴)の夫婦に矢を射て、鶴児と鶴童の仲を割いてしまったことから始まる物語です。百年後、鶴童は韓湘子として生まれ変わりましたが、前世の記憶はそのままで、鶴児の消息を知りたがっていました。韓湘子が苦労して愛妻の行方を探していると、淮西節度使の呉潔麟、豆腐売りの美女阿柑仔、淮水の女神弱須の三人が鶴児と瓜二つであることに気付き、この三人のうちのいずれかが前世の妻の生まれ変わりに違いないと思います。ある時、韓湘子が帝雲釈和尚から教わった曲を笛で奏でていると、突然、晋の時代にタイムスリップしてしまいます。気が付くと、そこは湘江の畔、韓湘子が夢に見た懐かしい風景がありました。再び始まる愛の物語の行方は・・・。
『八仙伝奇シリーズ—韓湘子』は、国家文芸賞を受賞した陳勝国(チェン・ショングォ)が伝説「鶴獐転世」を基に舞台化した作品で、道教八仙の一人韓湘子が仙人となった物語を描いています。2004年の初演で人気を博しましたが、その後長い間演じられないまま、今回の再登場となりました。劇団の要であり人気二枚目役の「小生」孫翠鳳(ソン・ツイフォン)と娘役「小旦」の鄭雅升(ジェン・ヤーシェン)によるダブル主演に加え、歌仔戯(ゴアヒ・タイワニーズオペラ)では定評のある道化役の陳勝在が特別ゲストで出演します。若手の団員も加わり、新たな演出で人気の作品をお届けします。
明華園戲劇総団
1929年の創立。歌仔戲の発展、衰退の浮き沈みを経験してきた。親しみやすい動きのある動きで舞台をわかせる。舞台は鮮やかに彩られ、生き生きとした演出、時代を反映した公演内容は、庶民の生活から生まれた歌仔戲を野外劇場から国の芸術の殿堂で上演するまでに成長させた。「東洋のミュージカル」の創出を目標に掲げる明華園は、台湾の歌仔戲を世界へと発信している。その足跡は世界五大陸に及び、公演の素晴らしさは国際舞台を魅了している。
明華園戯劇団『八仙伝奇シリーズ—韓湘子』
伝統戯曲
上演時間約180分、途中20分の休憩があります
台湾語で上演。中国語、英語字幕付き
500/800/1200/1600/2000/2500
※上演時間約180分、途中20分の休憩があります
※台湾語で上演。中国語、英語字幕付き
※推奨年齢7歳以上
※開演時間に遅れたり途中退場をご希望の場合は、係員の案内に従ってください。
※主催者の都合により演目が変更となる場合もあります。