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頼翃中(ライ・ホンチョン)

芸術監督・振付け

国立台北芸術大学舞踏科卒業。2016年に政府文化部主催の「舞躍大地クリエイティブダンスコンクール」で4作品が金賞、2作品が優秀作品、1作品が佳作を受賞。コンクール史上初めて一度に4つの金賞を受賞した振付家。2017年から2018年にかけて、主要な国際的な振付けコンクールに参加。数百の作品の中で際立っていた頼の作品は、13もの国際振付賞を受賞。各国のフェスティバルへ次々と招待され、ダンスカンパニー「翃舞製作」の国際ツアーを行った。

作品は自由と制限をコアテーマとしており、日常生活からインスピレーションを得、太極拳の要素を取り入れた独特の風格を生み出している。これまでに発表した『無盡天空』、『再見』、『嶙峋』、『羽人』などは、そうした精神を体現した作品で、中でも『再見』は台新芸術賞にノミネートされ、英国エディンバラフェスティバル・フリンジとオーストラリアのアデレードフリンジ・フェスティバルにおいて9つの5つ星レビューを獲得した。2022年、2023年には、『再見』、『羽人』の2作品が、フランスのアヴィニョン演劇祭で上演され、20公演のすべてが満席という快挙を成し遂げた。