サイモン・ラトル Sir Simon Rattle
指揮
英リヴァプール生まれのラトルは現代においてもっとも有名な指揮者の一人で、音楽を愛する父親の影響を受けて幼少の頃から常に身近に音楽のある環境で育った。早くから音楽の才能を開花させ、25歳でバーミンガム市交響楽団の首席指揮者に就任し、在任期間は18年間もの長きにわたった。2002年、クラウディオ・アバド(Claudio Abbado)の後任としてベルリン・フィルハーモニーの常任指揮者兼芸術監督に就任し、2017年には英国に戻り、ロンドン交響楽団の首席指揮者に、2023年からはバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任した。