20200723153214152ZttF.JPG

金成財

林麗珍

芸術監督・振付、ビジュアルデザイン

無垢舞蹈劇場の芸術総監督で、台湾の重要な振付家。「台湾の舞踏界における天才振付家」と称賛され、近年、国際的な評価を数々得ている。2002年、唯一のアジア出身の振付家としてヨーロッパを代表する芸術文化テレビ局「アルテ」によって、世界の代表的な8名の振付家の一人に選出された。2005年には国家文化賞、2015年には台北文化賞を、そして、2019年には呉三連奨を受賞。これは、彼女の創作活動の歴史的な位置づけと、ビジュアル、衣装、舞台、照明に至るまで完成された演劇形式の質の高さが肯定されたものだ。林麗珍は土をルーツとしているが台湾をないがしろにはしていない。また、ダンスに発しているがダンスに限っているわけでもない。数十年間の代表的な4作の振付け作品は完全に成熟したもので、台湾のダンス界大きな影響を与えただけでなく、台湾文化を国際的な舞台へと押し上げた。