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©Max Barnett

アクラム・カーン(Akram Khan)

振付師、ダンサー

世界に知られた振付師で、ダンサーとして最も優れた伝奇物語の語り手でもあるアクラム・カーンAkram Khanは、ロンドン生まれのバングラデシュ系の英国人。北インドの伝統舞踊「カタック(Kathak)」を創作の基礎とする。2002年、アクラム・カーンダンスカンパニーを設立、世界の一流アーティストたちと頻繁にコラボする。コラボレーションの相手には、フランスの有名バレリーナのシルヴィ・ギエム(Sylvie Guillem)、林懐民リン・フアイミン)、女優ジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche)、フラメンコダンサーのイスラエル・ガルバン(Israel Galván)等が名を連ねており、英国イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の『ジゼル(Giselle)』の振付けも行っている。また、シンガーソングライターのカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)のコンサート及び2012年ロンドンオリンピック開会式の際の振付けも手掛けた。アクラム・カーンは、2005年イギリスの女王、エリザベス二世から大英帝国勲章(MBE)を授けられた外、ローレンス・オリヴィエ賞(Laurence Olivier Award)、舞台芸術国際会議(ISPA)の優秀芸術家賞等の数多くの賞を受賞している。