王靖惇 ワン・セイジュン Daniel WANG

ディレクター

1983年台中生まれ、台湾大学演劇学科・演劇大学院卒業。台中国家歌劇院2017〜2018アーティスト・イン・レジデンスに招聘。現在は劇場創作のほか、演出家や俳優としても活躍。台湾背景を主な創作の核に、台湾現代文化、人文、精神、社会問題を反映させたナラティブのオリジナル台本を得意とし、新しい切り口と考え方で多様性を持つ印象に残る作品を作り出している。

王の滞在制作は、自分自身の成長背景を起点に、1981年から2050年までの仮想の旅を構築。歴史の流れの中で一人ひとりの運命を見つめ、今後「いちご世代」、「落ちこぼれ世代」、「N世代」と呼ばれる7年生(民国70年代生まれの人を指す)、この世代ならではの問題について考える。

|創作経歴|

近年演出家としての作品について:

《台北詩人》は2014年兩岸小劇場芸術節や2015年深セン城市戯劇節への招待を受け、広州や上海での公演も好評を博す。《狂起(クァンチー)》は2017年バンコク芸術節において最優秀脚本、監督賞、ベストアートデザインやベストボディパフォーマンス、計四部門での受賞を果たす。動見体劇団との合同作品に《病号(病む人)》(台本まとめや編集)、《兩庁院芸術出走-阿香的絵葉書(兩庁院の芸術を外へ-香の絵葉書)》、《想像的孩子(想像の子ども)》、《屋簷下(軒下)》があり、そのほかNSO《指尖上的幻象(指先の幻想)》、飛人集社《魚》、紅潮劇集《茱麗葉醒來前十秒(ジュリエットが目を覚す10秒前)》、同黨劇団《馬克白(マクベス)》、自由擊《甜蜜三零(スイートな三ゼロ)》などの作品がある。

役者としての劇場作品について:

動見体《病号(病む人》、《離家不遠(家からは遠くない)》、《強力斷電(電気を強く停止)》、《與榮格密談(ローガンと密談)》、創作社劇団《西夏旅館.蝴蝶書(シーシャ旅館、蝶の本)》、《Dear God》、《異記》、莎妹劇団《理三世(ちゃーりー三世)》、《膚色的時光(肌色の時間)》(香港版)、《SMAPxSMAP》、紅潮劇集《啞狗男人(イヤゴーナンレン)》、《茱麗葉醒來前十秒(ジュリエットが目を覚す10秒前)》、驫舞劇場《継承者》、董怡芬舞作《Play Me 我不是我(私は私じゃない)》、《我不在這(私、ここにいない)》、《我沒有説(私、言ってない)》など。

 

滞在制作

《XY事件簿》The XY Files

  • 日時

    2018/12/15(土)14:30 │ 12/16(日)14:30
  • 会場

    中劇場
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